竣工:2013年
建築地:熊本市北区
延べ面積:29㎡(8.8坪)
施工:
楠元建設

熊本駅から5分ぐらい歩いて行くと、立派な日本庭園の家がある。130坪の敷地に築50年の茶室まである。
土壁は外装剤であり、内装材であり、構造剤でもある。内部はあえて土部の中塗り状態で止めている。
下地のままであるが、逆にそれが新鮮に見える。
内外真壁は断熱性能は落ちるが構造体の痛み具合が可視できるという利点がある。
家の耐久性を左右するのは雨漏れ、白蟻、腐朽等の対策であるが、見えるようにすることが最優先であろう。