閑静な住宅地である。敷地は東西が12mしかない。車の駐車は北側に並行駐車とした。軒の長さを1.4とし、雨が降っても濡れないで家の中に入れる。基礎に土台を緊結していない昔からの石場建て工法を採用した。建物を置いているだけというのが正しい。総二階では無理かもしれないが二階が小さくて、揺れを許容した建物は地震時横へはずれない。もし想定外の地震に見舞われたら、基礎と建物はずれて、倒壊はまぬがれる。

  もう一つ基礎に立ちあがりがないので、床下は全面開放だ。最近の住宅の基礎は密閉され、基礎断熱という仕様も出現し、白蟻の温床になっている。それを薬剤で防除するより、床下の風通しを良くして、地中にいても良いが地上に上がらないようにしたが良い。
 
建築地:熊本市長嶺東
土地面積 198u
延面積:131.671u(40坪)

2009年7月竣工

設計:古川保・赤嶺美佐
施工:ユートホーム 棟梁:田中幸則