建築地:大分県宇佐市
2014年3月竣工
延床面積:117.95u(35.6坪)
敷地面積:709.45u
設計:古川保・古川亮・和田恵利子
施工:梶原組
周囲を田畑に囲まれ、敷地のすぐ脇には水路が通り、風の通りには事欠かないこの土地に南面切妻の大屋根の家を設計した。
家族室に設置した薪ストーブの暖気は、屋根勾配に沿った1階の天井から2階の天井へと緩やかにつながる吹抜けを介して2階の部屋まで暖めてくれる。
風の通りはL字型の縁側から入ってきた風が北側の両引きの木製窓、吹抜けから2階の窓へと縦横無尽に抜けていく。
この家をつくるにあたってでてきた木の廃材は来年の薪ストーブの燃料に、鉋屑(かんなくず)はこの家の屋根裏の断熱材に利用されている。
残材は薪ストーブの燃料
外の流し
引き分け窓の網戸
引き分け窓解放
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