建築地:熊本市
竣工2008年2月  
土地面積:173u 
延べ面積:122.68u(37坪)
設計:古川保・松村志磨子  
施工:榊工務店 棟梁:榊浩一
 
敷地は僅か54坪。南の家が一部二階で切り妻屋根なので、完全とはいわないが光は入る。最近の家は総二階でしかも陸屋根で庇が無く、北側ぎりぎりに建てる。施主が望むではなく、設計者が薦めることが多い。建築基準法は最低基準である。法を守ればなんをやっても構わないという考えである。ベストセラー「国家の品格」の卑怯者みたいな設計者が多い。

南北に風が通るようにするために北に大きな窓をつくった。北に道路があるので道から丸見えである。そこで、北の道路沿いに板壁の塀をつくった。目隠しの役目と、風は抜けるように、板をずらして貼る。大和塀という。格子も、24ミリの材を24ミリ透かすと、家の中から外が見え、外部からは家の中は見えない。風通しを重要視する日本の建築エレメントである。最近の家はエアコンが発達したので、欄間・地窓・大和塀・格子が無くなってしまった。