建築地:宇城市松橋町

H24年8月竣工   
延床面積 125.6u(38坪) 
敷地面積 253u(76坪)

設計:古川保・白浜美奈子   
施工:ユートホーム 棟梁:汐見
 
 
 土地探しに2年あまりかかった。軟弱地盤、日当たり悪し、蚊が多い、水没地域、騒音等の夫々に欠点があり満足する土地はなかった。やっとみつけたこの土地は、北に公園があり、夏の冷輻射効果はかなり高い。北に開放的窓を取れば、風が無い時でも北と南の温度差で空気が動き、風が起こる。南北に格子網戸があると、家全体が蚊帳の中にいる感じになる。

 最近は低炭素社会を目指してということで、高気密高断熱の家が多くなった。窓を小さくして、夏も冬も機械で空調をすることが九州では適さない。夏は暑くない程度、冬は寒くない程度の温熱コントロールでよいではないか。その要求に適しているのが土壁だ。土壁は構造材、内装材、吸湿材、蓄熱材、と利点は多いが断熱効果がないので土壁の外に30_の羊毛ウールの断熱材を入れた。なんといっても用が済んで解体しても産業廃棄物にならない。不要なら土なので庭にまけばよい。