益城の家
建築地:上益城郡益城町宮園
竣工2010年3月  土地面積:468.72u 延べ面積:126.26u(38.3坪)
設計:古川保・長尾陽子 施工:ユートホーム 棟梁:田中幸則
両親宅の庭に新築することにした。既存の池が接近しすぎるため、居間から見て南西方向を大開口にした。西からの陽差しが和らぐように西と南の軒を長くした。小上がりの畳座を希望された。小上がりをつくると床との間にスペースができる。そこに小物入れの引き出しをつくり反対側には風通しの蓋をつくった。貫は表に現してもおかしくない。貫を露出し受け台をつくると子供用の本棚になる。本が多く書斎も必要であったが階段横を吹き抜けにして、二階の書斎からも一階の人の動きが観察できるようにした。当然音は筒抜けである。最近の住宅性能で遮音とはピアノの音など特殊な場合だけに対処すればよいものを、小鳥の鳴く音や我が子の騒ぐ音まで聞こえないように遮音してしまうのはいかがなものかと思う。