サラリーマン夫婦の家である。安全な食べ物を手に入れるためには、生産者と消費者をつなぐ組織が必要という思いでNPO法人ハーベストという組織を立ち上げた。事務局を自分の家の中に作りたいがあまりコストをかけられないので、玄関と座敷を事務局機能と兼ねることにした。

  玄関小上がりから座敷へ、更に北ベランダへと続く。5帖の広さのタタキ土間に薪ストーブを置いた。薪の供給や灰の処理を考えると便利である。30坪ぐらいの建物だと土間に置いても家中の暖は取れる。夏は、軒を長くし、風が家中を駆け巡りエアコン不要。日本の昔からの建築技法を取り入れた省エネ住宅である。土壁と木と竹と紙で構成していて、建築生産時も地下資源物はほとんど使っていない。
 
 
建築地:熊本市梶尾町
土地面積 594u
延面積:101.371u(31坪)

2009年4月竣工

設計:古川保・長尾陽子
施工:楠元建設 棟梁:平田保