建築地は、熊本市の中心から1kmしか離れていないが、近くに白川が流れていて、藤崎宮の樹木もたくさんあり、街心のヒートアイランド現象の影響はあまり受けない。
 Sさんは建物ごとこの家を買い取り、再生することにした。昔この地域が白川氾濫にあったこともあり、基礎が1m高であった。この高さを利用してワインセラーを作った。周辺に樹木をたくさん植え、地温を下げる効果を期待した。
 この地は街心すぎるので、エアコン無しで夏を過ごすのは無理と思いPSのパネルをつけることにした。PSのパネルは輻射冷房装置で、冷風を送り込むのではなく冷却面からの輻射冷房である。少々窓が空いていても気にならない。機械冷房装置としては最高であるが、コストが少々高い。