100年持続の家づくりを提案する建築家は多い。快適性を、電子仕掛けや石油製品で追求している。石油の埋蔵量は、あと50年というので、100年先はどうなるだろう。この家は120年前に建った。50年先はすぐ来るのに、みんなのんびりしている。景気回復など、のんきなことは言っている間にすぐ50年は過ぎてしまう。
 近くの山の木を使い、石油に依存しない家づくりをして、田畑を持っている人は、食料をつくる。 車を輸出する替わりに、外国の木材と食べ物を輸入する日本の社会構造は、50年を待たず破綻する。
 
建築地:下益城郡嘉島町
土地面積:900u
延べ面積:182.16u

竣工:2006年8月

設計:古川保・松村志摩子
施工:楠元建設
棟梁:平田保